ピラミッドと言えば、私たちはたいていエジプトの壮大な建造物のことを思い浮かべます。しかし、エルツ山地の「ピラミッド」は、動くという所に大変大きな特色があります。
ろうそくの上昇気流や電気モーターで、上部の羽根や階層が回転することで、ろくろを使ったり彫刻を施したりして作ったピラミッドのモチーフが動き出します。
面白いことにこのピラミッドを最初に作った坑夫は、鉱山で使用していた馬で動かす巨大なウインチから発想を得たらしいのです。当初、ピラミッドは1層のみで、緑、白、赤に塗られていました。時が経つにつれて多くの工房が、私たちミュラー工房が使っているような木の濃さの自然の色を利用したピラミッドを作り始めました。地元産と外国産の木材の組み合わせにより、ピラミッドはさらに独特な物になりました。
最上部の王冠は私たちミュラー社のピラミッドの特徴となっています。
私たちは、伝統を守りながら唯一無二の作品を手作りすることが大変重要であると考え、細部まで気を配り、誇りをもってピラミッドを製作しております。
私たちのピラミッドが何世代にもわたってそうであったように、皆様の家に暖かさと喜びをもたらすことを願っています。